6月11日
東京株式市場で日経平均は反発した。米朝首脳会談や日米欧の中銀会合など重要イベントを控え、小口の利益確定売りが先行したが、すぐにプラスに転じると先物へのショートカバーが入り上げ幅を拡大したことに加え、弱含んだ円相場も支えとなった。NK_はこの日、22905ポイントで引けた。
この日の米国株式市場は小幅高。米朝首脳会談を前に様子見ムードが広がった。前週末のG7サミットは一枚岩でない状況が露呈した格好となったが、何も成果が出ないことは織り込み済みという見方も多く、相場への影響は限定的で、すでに市場は米FOMC、ECB理事会、日銀の金融政策決定会合に注目が移っていることを印象付けた。この日のDJ_は最終的に25324ポイントで引けた。
6月12日
東京株式市場で日経平均は続伸。米朝首脳会談が注視される中、先物主導で指数は乱高下した。寄り付き直後に2万3000円台を回復し、上げ幅は一時200円を超えたものの、一転して下げに転じる場面もあった。NK_はこの日、22800ポイントで取引を終えた。
米国株式市場は公益株やハイテク株中心に買いが集まったものの、米連邦公開市場委員会(FOMC)決定を13日に控え、神経質な取引となった。 今回のFOMCでは米連邦準備理事会(FRB)が追加利上げを決定するとの見方が多く、市場参加者の焦点は年内の利上げが何回行われるかに移っておりFOMCの声明内容に注目が集まっている。この日のDJ_は小幅反落となり、25292ポイントで引けた。
6月13日
東京株式市場で日経平均は3日続伸した。為替が1ドル110円台の円安基調を維持して相場を支援した。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果判明を前に買い上がる勢いは乏しく、節目の2万3000円に接近すると上値を抑えられて足踏みとなった。NK_はこの日、22785ポイントで引けた。
米国株式市場は下落。全般的に上下に振れる展開となる中、ダウ平均株価は100ドル超値下がりした。連邦公開市場委員会(FOMC)はこの日、予想通り利上げを決定するとともに、向こう数カ月間で利上げペースが多少速まるとの見通しを示した。DJ_は最終的に25179ポイントで引けた。
6月14日
東京株式市場で日経平均は4日ぶりに反落。下げ幅は200円を超え安値引けとなった。米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備理事会(FRB)のタカ派姿勢が確認され、前日の米国株が下落したことを嫌気した。また、今晩の欧州中央銀行(ECB)理事会や明日まで開かれる日銀金融政策決定会合を前に売買が膨らまない中、米中貿易摩擦への懸念や為替の円高基調も重しとなった。NK_はこの日、22835ポイントで取引を終えた。
米国株式市場は、底堅い米経済指標に加え、欧州中央銀行(ECB)が来年半ばまで利上げを見送る方針を示したことなどが材料となったが、市場の予想より長い期間にわたり低金利を維持する可能性を示唆したことを受けて米国債利回りが低下し、金利動向に敏感な金融株が下げたため、ダウ平均株価は小幅安で引けた。 DJ_はこの日、25209ポイントで引けた。
6月15日
東京株式市場で日経平均は反発した。欧州中央銀行(ECB)理事会では量的緩和を年内に終了する一方、少なくとも来年夏までの間、利上げを見送る方針が示された。金融引き締めの影響に対する投資家の過度な懸念が後退。日本株は買い戻しが優勢となったが、米中貿易摩擦に対する警戒感が上値を圧迫した。日銀の金融政策決定会合は想定どおり現状維持となり、相場への反応は限定的だった。NK_はこの日、22785ポイントで取引を終えた。
米国株式市場は、米中貿易戦争への懸念が再燃し、主要株価3指数がそろって下落した。米国は、中国から500億ドルに上る半導体製品などに対し25%の追加関税をかけるとし、中国も直後に同等規模の報復措置を導入するとしたことで、米中貿易摩擦を巡る懸念から序盤に売りが先行したが、その後は落ち着きを取り戻した。DJ_は最終的に、25106ポイントで引けた。
NK_
NK_の4時間足チャートを見ると、小幅で下落し22800近辺に推移している。MACDは0ラインの
上方だが下向きに推移しており、RSIは50ラインを小幅下向きで推移している。
レジスタンスは23000ポイント近辺、サポートは22480ポイント近辺。
DJ_
DJ_の日足チャートを見ると、下落し24906ポイントに達した。MACDは0ラインの上方で
推移し、下向きでバンドが縮小しつつある。RSIは50ラインの下方を推移し、
56ラインまで接近してきた。レジスタンスは25200ポイント近辺、サポートは24700ポイント近辺。
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