FX 米ドル円 今週の値動き予想 [東岳証券] (7/23週)
為替FXの予想を収集している方へ
FXは、本業の合間にスマートフォンで行っている。
1週間を目安にどのような作戦があるか参考に知りたい。
FXのポジションは、数日間は持つスタイル。
という方へ予想と作戦の記事を書いています。
目次
為替FXドル円、先週の予想と作戦を振り返ります。
まずは先週を振り返ります。
先週の予想
先週は、上昇後下降と予想しました。図は、先週の予想チャート(日足)です。
水平線は、113.00と111.90です。113.00付近まで上昇後、111.90付近に下降すると予想しました。これは、相場のサイクル(上下を繰返す山と谷)を見た見解です。過去に似た値動きがあり、そのときのサイクルパターンから推測しています。さらに下降が入る見解も表記しました。
図:先週(2018/7/16)予想の日足チャート予想ライン
予想の結果
次の図(日足チャート)は、その後の結果です。(2018/7/20 14:40時点)
予想した時に引いたラインと矢印にレートの値動きが重なりました。予想の上昇後、下降が当たりました。
為替FXドル円、今週の予想
下降と予想。
ドル円、1カ月間のトレンド予想は下降の深さでその後が見えるに設定
週足チャートで相場の方向性をとらえ、その後今週の方向性を予想していきます。
図は、ドル円の週足チャートです。
チャートの現在値(一番右)は、今週(7/23)の状況です。先週、引いた上昇トレンドラインを消しました。先週は、上影陰線が出現し反転を示唆しています。今週も陰線で開始していることから、今週は下降すると見ています。
下降が一段落したら上昇に変わる可能性もありますが、下降の可能性も残るためそのときの相場状況で判断が良いと思います。
下降の強さを見るレートは、110.35と109.37です。
ドル円、下降(4時間足チャート)。
図は、4時間足チャートです。動きが激しく日足よりも4時間足が判断しやすかったので、今週は4時間足で予想します。チャートの水平線は、上から111.38、110.75、110.35、109.97です。この水平線は、トレンド反転のレート目安です。今週は、110.00付近まで下降すると予想します。途中戻りの上昇が入るので損切りが起きないよう相場サイクルの山を狙ってエントリーを心がけます。
ドル円のエントリーポイント
エントリーポイントは、2カ所です。111.38付近と110.75付近で売り新規注文です。
相場の方向を確認しエントリーお願いします。保有ポジションが意図と異なる方向となったら損切りをお願いします。
この予想値動きと実際の値動きが異なった場合は、最新情報を元に再予想が必要です。そのため異なる値動きをしたら無理にエントリーしないで予想し直してください。今週は、特に注意が必要です。
以上、今週の作戦でした。
主な経済指標の発表
7/25 (水)
米国 6月 新築住宅販売件数 [年率換算件数]
米国 6月 新築住宅販売件数 [前月比]
7/26 (木)
英国 4-6月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) [前期比]
英国 4-6月期 四半期国内総生産(GDP、速報値) [前年同期比]
ユーロ圏 欧州中央銀行(ECB)政策金利
ユーロ圏 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
7/27 (金)
米国 4-6月期 四半期実質国内総生産(GDP、速報値) [前期比年率]
執筆者より
来週から、当社口座開設者向けメール配信方式に変わります。本サイトへの掲載は、今回で終了となります。
東岳証券 マーケット情報チームアナリスト兼自動売買開発責任者
日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト(CMTA®)
島先 大助
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